神奈川資料ネットシンポジウムを開催します(8/2横浜にて)
神奈川資料ネットでは、きたる8月2日(土)にシンポジウムを開催します。
そもそもなぜ、誰のために資料を残すのかという根本的な問題を徹底的に考えます。
報告者も優れた方々にお引き受けいただきました。
ぜひふるって御参加ください。
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神奈川歴史資料保全ネットワークシンポジウム
(1)テーマ 「地域と人びとを支える資料―文字資料から自然史資料まで―」
(2)日時 2014年8月2日(土) 13:00〜16:30
(3)場所 関東学院大学関内メディアセンター M-803室
〒231-0011 神奈川県横浜市中区太田町2-23 横浜メディア・ビジネスセンタービル8F
TEL 045-650-1131
(4)報告者
趣旨説明 多和田 雅保
(神奈川歴史資料保全ネットワーク運営委員・横浜国立大学准教授)
報告1 大門 正克 人びとの「生存」を支える資料と歴史
――3.11後の東北でのフォ―ラムの経験から――
(神奈川歴史資料保全ネットワーク評議員・横浜国立大学教授)
報告2 横松 佐智子 『かまくらの女性史』と地域資料
――編さん作業10年の過程から――
(かまくら女性史の会会長)
報告3 山本 真土 博物館自然史資料の重要性
――文化財レスキューの経験から――
(真鶴町立遠藤貝類博物館学芸員)
(5)趣旨
神奈川県内には、昔から文字資料や絵画資料、美術品、伝承、地名、自然史資料など、さまざまな資料が伝えられてきました。こうした資料は現在でも社会の営みに伴って日々作られ続け、またあらたに自然環境のなかから発見されていますが、同時に生活様式の変化や災害などによって、急激に失われ続けてもいます。しかし、これらは歴史学・自然科学などの学術研究に役立つだけでなく、何よりも地域に暮らすすべての人びとの生存や生活と深く関わっており、人びとが現在
から未来にわたって、よりよい生活のありかたを主体的に創造していくうえで、かけがえのない価値を持つはずです。資料はまさに地域と人びとを支えるものな
のです。
このシンポジウムでは、さまざまな資料を地域において守り伝えることがいかに重要か、各分野から報告者をお招きして考えたいと思います。多くのみなさまの御参集をお願いいたします。
(6)参加費 500円(資料代として)
(7)主催
神奈川歴史資料保全ネットワーク(神奈川資料ネット)
〒240-8501 神奈川県横浜市保土ヶ谷区常盤台79-2
横浜国立大学 教育人間科学部 多和田雅保研究室気付(事務局)
TEL 045-339-3434(研究室直通。火曜日〜木曜日のみ)
E-Mail kanagawa_shiryounet★yahoo.co.jp (スパム防止のため、@を★にしています)
なお、最新情報は適宜、本ブログにアップしていきます。
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