神奈川地域資料保全ネットワーク

神奈川地域資料保全ネットワーク(神奈川資料ネット)のブログです。ご案内等を掲載していきます。

【追記あり】水損資料応急処置ワークショップ(第一回)のご案内

*3月27日の神奈川資料ネット運営委員会の結果、終了時間を17:30に訂正等、一部内容を変更・追加いたしました。
変更部分を赤字にいたしました。
ご海容ください。


年度末、皆様いかがお過ごしでしょうか?
神奈川資料ネットはこの間、月一回の運営委員会を開催し、地域資料保存の基礎作業を開始しております(本日夜も運営委員会です)。
また、3月3日は千葉救済ネットの集会にお邪魔し、連携していけたら…とのお言葉をいただきました。


さて、本日の更新は、4月15日に神奈川大学にて
水損資料応急処置ワークショップを開催することになりましたので、そのご案内です。
メーリングリストにはご案内チラシを添付しましたが、
本ブログはWord文書の添付は難しいようですので、本文を以下に掲げます。
年度初めのお忙しい折かと思いますが、ご検討よろしくお願い申し上げます。


なお、文中にもありますように、
作業に伴って資料に付着した砂ほこり等がでる場合がありますので、必ずマスクの着用をお願いいたします。
皆様の健康状態に影響が出ないか、運営委員会で検討いたしました結果、このようなお願いをすることにいたしました。
更にご不安な方は、通常の災害ボランティア同様に、ボランティア保険の加入を、個々にご検討いただければ幸いです。
(参考)全国社会福祉協議会 ボランティア活動保険
http://www.fukushihoken.co.jp/pamphlet/volunteer.pdf

何卒よろしくお願い申し上げます。

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神奈川歴史資料保全ネットワーク主催
水損資料応急処置ワークショップ(第1回)

日頃は神奈川資料ネットの活動にご支援、ご協力いただきありがとうございます。
このたび神奈川資料ネットでは、水損資料応急処置ワークショップを開催いたしますのでご案内いたします。
東日本大震災では、「想定外」の巨大津波により甚大な被害がもたらされました。その被害は文化財等にも及び、数多くの貴重な文化遺産が流出してしまいました。また、厳しい状況のなかで、なんとか流出をまぬがれた文化財も、その多くは汚泥を含んだ海水に濡れたままの状態となっていました。
 このような水損資料への対応は、被害の程度や応急処置に携われる人数、期間などにより選択される方法は異なりますが、
まずは「基本の基本」を体験していただく機会をつくることを本ワークショップの趣旨とし、今回は近年ノウハウが蓄積されてきている「紙資料」の応急処置に限定して実施したいと思います。
下記の要領でワークショップを開催いたしますので、ふるってご参加下さい。


■日時 2012年4月15日(日) 13:30〜16:30 17:30までに変更になりました!

■会場 神奈川大学日本常民文化研究所 横浜キャンパス27号館B棟 古文書修復室

■内容 ①事例報告: 津波による紙資料の被害状況とその救出について−気仙沼大島漁業協同組合資料の場合
②ワークショップ: 疑似資料(簿冊)を使っての水損資料応急処置体験、襖下張文書剥離体験など
③参加者による意見交換

■講師 山口悟史さん(東京大学史料編纂所)、田上繁さん(神奈川大学日本常民文化研究所

■定員 20名 ※定員を超えた場合には見学のみとなる場合もありますのであらかじめご了承下さい。

■費用 200円(資料コピー代、作業用ペーパータオル代などの実費)
※作業に伴って資料に付着した砂ほこり等がでる場合がありますので、必ずマスクの着用をお願いいたします。
※水を使用しますので、汚れてもよい格好か、エプロンをご着用下さい。
※疑似被災資料を準備いたします。一部は開催週の前の週に泥に付けたものとなります。
ただちに有害なカビが発生…都はならないと思いますが、各人のご体調を配慮し、ご検討ください。
(参考)「<重要> 被災文化財における人体への健康被害の可能性のあるカビの取扱い、および予防に関する注意点」(被災文化財等レスキュー委員会、東京文化財研究所 情報分析班)
http://www.tobunken.go.jp/japanese/rescue/20120319.pdf


ご参加へは事前申込みが必要になります。
参加希望の方は、「水損資料応急処置ワークショップ参加希望」と明記の上、
①お名前、②ご連絡先(ご住所、電話番号、FAX番号、メールアドレス)を明記の上、
▼メールをご利用の場合は、
神奈川資料ネットメールアドレス kanagawa_shiryounet★yahoo.co.jpまでお申し込み下さい。
     (スパム防止のため、@を★にしています)
▼郵便をご利用の場合は、
〒221-8686横浜市神奈川区六角橋3-27-1神奈川大学日本常民文化研究所 窪田宛 に葉書でお送り下さい。
いずれも締め切りは4月7日(土)です。


神奈川大学横浜キャンパスへの交通
東横線白楽駅」下車 徒歩13分
●「横浜駅」西口より横浜市営バス利用(東神奈川駅西口経由)
【1番乗場36系統】
菅田町/緑車庫行、「神奈川大学入口」または「六角橋西町」下車
【1番乗場82系統】
八反橋/神大寺入口行、「神奈川大学入口」または「六角橋西町」下車
横浜市営地下鉄「片倉町駅」前より横浜市営バス利用
【2番乗場36・82系統】
東神奈川駅西口/横浜駅西口行-約6分-「六角橋西町」または「神奈川大学入口」下車
★地図等はこちらをご覧ください(交通アクセス)
http://www.kanagawa-u.ac.jp/access/yokohama/


★会場の27号館へは正門から徒歩約5分です。
横浜キャンパスの施設案内はこちらをご覧ください。
http://www.kanagawa-u.ac.jp/aboutus/facilities/yokohama/
※会場周辺は日曜日は食事ができるところは限られています
(21号館マクドナルド神奈川大学店は、休業日を設ける場合もありますが営業しています)。
ご注意ください。


★協賛 神奈川地域史研究会

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