神奈川地域資料保全ネットワーク

神奈川地域資料保全ネットワーク(神奈川資料ネット)のブログです。ご案内等を掲載していきます。

神奈川県立図書館特別展示「東北3県の歴史にふれる」

神奈川県立図書館で開催中の、
「東北3県の歴史にふれる」の会期終了が今月末に迫ってきました。


同展示は、自治体史を集中的に集められている神奈川県立図書館さんが、
収蔵資料である自治体史や古地図、東北を読んだ句、東北3県や阪神・淡路大震災等の自然災害に関するDVD等、
またパネル展示として、神奈川県立公文書館で行われている公文書レスキュー事業
http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f1040/p434519.html
や、神奈川県図書館協会のアンケートの結果等を展示、関連資料のパンフレットの配布等をされているものです
(3月15日に神奈川資料ネット運営委員・宇野が拝見した時の展示に基づき記載しています。変更等はご容赦ください)。


「震災前のこの地域の歴史を知ることにより、復興を考える一助になれば幸いです。」という趣旨とのこと。
図書・雑誌のみならず視聴覚資料や情報そのものを提供するという図書館の役割と、
地域資料を所蔵し、提供する図書館の役割をも知っていただける機会となると思います。
東北のこと、そして地元神奈川のことを知るきっかけとなる展示。ぜひご参集ください!


以下、神奈川県立図書館HP
http://www.klnet.pref.kanagawa.jp/yokohama/information/tenji1105.htm
からの転載です。

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特別展示『東北3県の歴史にふれる』


昨年3月11日に発生した東日本大震災から早くも一年がたとうとしています。この間、被災地では復興に向けて様々な活動が行われています。県内には、この地域出身の方や関心をお持ちの方が、数多くお住まいになっています。

2月10日(金)から、県立図書館では、所蔵している全国の自治体史の中から被災地の東北3県(岩手県宮城県福島県)をピックアップして、その歴史がわかる資料を紹介する特別展示『東北3県の歴史にふれる』を開催いたします。震災前のこの地域の歴史を知ることにより、復興を考える一助になれば幸いです。

また、県立川崎図書館では大震災以降に開発・改良された技術情報を知ることができる図書や雑誌を収集していますので、併せてご利用ください。


展示内容

○被災地の歴史がわかる資料
1.東北3県の市町村史、誌の展示(本館1階閲覧室展示スペース)
県立図書館では、全国の国の地方自治体が編集刊行した市町村史本編や資(史)料編を積極的に収集しています。今回は、このコレクションの中から被災地3県118自治体の史・誌(630冊)をご覧いただけます。
*展示期間中は、資料の貸出利用ができません。


2.東北3県に関するDVDやビデオを上映・紹介(本館1階会議室)
*上映していないものについては、視聴覚資料室でご視聴できます。

○関連展示(パネル展示)
・神奈川県の被災地支援への取組みとして、県立公文書館で行った古文書などの修復事例を紹介。
・県内公共図書館における東日本大震災の被災状況や防災対策を写真などで紹介。


開催期間
平成24年2月10日(金)〜3月31日(土)


展示会場
県立図書館 本館1階閲覧室展示スペース および 本館1階会議室
*3月16日(金)までと予定されていた本館1階会議室でのパネル展示および上映会も、期間を3月31日(土)まで延長いたします。


問い合わせ先
県立図書館 調査閲覧課
電話: 045-263-5919

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神奈川県立図書館へのアクセスについては、
http://www.klnet.pref.kanagawa.jp/common/directions.htm
をご覧ください。


*神奈川県立図書館のブログ風記事「司書の出番」に関連記事が掲載されています。
『イーハトヴ童話 注文の多い料理店宮沢賢治
http://www.klnet.pref.kanagawa.jp/recommend/?p=930


*神奈川県立公文書館の公文書レスキュー事業については、下記をご覧ください。
被災公文書レスキュー
http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f417534/p446645.html