神奈川地域資料保全ネットワーク

神奈川地域資料保全ネットワーク(神奈川資料ネット)のブログです。ご案内等を掲載していきます。

「漁村文化と大島の未来」のご案内(9/26 気仙沼にて)

運営委員の窪田より、下記シンポジウムについて、案内申し上げます。
会場は宮城県気仙沼市の大島になります。
チラシデータもあるのですが、本ブログの機能上、PDFファイルを添付できませんので、
下記URLより、神奈川大学日本常民文化研究所のウェブサイトをご覧ください。
http://jominken.kanagawa-u.ac.jp/topics/data/1440999452/file-1.pdf

ご参集いただけますよう、お願い申し上げます。

神奈川大学の大島での取り組みにつきましては、
神奈川大学日本常民文化研究所ウェブサイト「気仙沼大島漁協史プロジェクトのブログが再開しました」をご覧ください。
http://jominken.kanagawa-u.ac.jp/cgi-bin/system/topics/index.cgi?c=zoom&pk=1435209961

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第2回漁業史文庫を語る会
漁協文庫の未来にむけてのシンポジウム「漁村文化と大島の未来」

気仙沼大島ではこの夏、大島漁協文庫開設のため、学生や研究者たちが島の人々と奮闘しています。2011年の大震災で浸水した漁協の系統的な資料は、救出再生作業を経て大島に戻りました。最終段階の資料の整理が行われ、収蔵し閲覧研究する施設は、実に4年の歳月を経て完成します。シンポジウムは、明治以降から今日までの協同組合の成立や、漁業権・漁法・漁場の設定と発展を記録した漁協文庫の意義を確かめ、研究の場としての今後の活用について議論します。

日時:2015年9月26日(土)12:30-16:00
場所:気仙沼大島公民館 〒988-0604 宮城県気仙沼市廻舘110
   大島漁協文庫   〒988-0612 宮城県気仙沼市大向245-1

【プログラム】
12:00より会場にて≪大島カブカリー≫の試食があります。
気仙沼大島みらい創り協議会のご提供)

12:30-12:40
ご挨拶 田上 繁(神奈川大学日本常民文化研究所所長)
12:40-13:15
「大島漁協地先専用漁業権取得運動」 千葉勝衛(『大島漁業組合100年史』主筆
13:15-13:50
「大島のカツオ漁―歴史と民俗をめぐって」 川島秀一東北大学災害科学国際研究所教授)
13:50-14:20
「漁協文書の今日的意味―保存と活用について―」 山内繁(気仙沼市文化財保護審議会委員長)<休憩>
14:25-15:00
「漁場図から見えるもの―漁協文庫への期待―」 安室知(神奈川大学日本常民文化研究所所員)
15:00-15:50
  討論  司会 重村力(神奈川大学日本常民文化研究所所員)
16:00
 ご挨拶 水上忠夫(元宮城県漁協気仙沼地区支所大島出張所運営委員代表)

【漁協文庫内覧会のご案内】
シンポジウムの開催に合わせ、新築の「気仙沼大島漁協文庫」の内覧会を行います。
9月26日(土) 11:30〜11:45
上記時刻に漁協文庫建物前にお集まりください。設計担当の三笠友洋(神奈川大学工学部建築学科)による解説があります。
※内覧会は、気仙沼エースポート10:40発の大島到着に合わせて行います。浦ノ浜に迎えの車を準備しますので、島外からおいでの方はご利用ください。
※漁協文庫とシンポジウム会場(公民館)は、徒歩10分です。

主催:神奈川大学日本常民民文化研究所
共催:神奈川大学大学院歴史民俗資料学研究科
   神奈川大学工学部建築学科重村・三笠研究室
後援:気仙沼市気仙沼市教育委員会宮城県漁業協同組合、三井物産環境基金
   神奈川大学宮城県宮陵会 大島漁協文庫の会
協力:気仙沼大島みらい創り協議会

お問い合わせ
神奈川大学日本常民文化研究所   045−481−5661 内線4358
神奈川大学建築学科 重村・三笠研究室 045−481−5661 内線3434

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