資料保全ワークショップを開催します(10/14・12/9寒川町にて)
神奈川資料ネットと寒川文書館の共催で、今年度も資料保存ワークショップを行います。
今年度は2日間のワークショップとし、1日目は寒川町一之宮にある個人宅から借用している襖の下張り文書を剥がす作業を体験していただきます。また、寒川町史編さん事業の際に同じお宅に調査に入った時の写真等を用い、資料調査や町史編さん事業が行われることで一之宮の歴史が編まれ、そのうち一部の資料は文書館に収蔵され、閲覧に供されていることを知っていただきます。2日目は剥がした文書の内容やこれまでに剥がした同じお宅の下張り文書を解説すること等をとおし、一之宮の歴史を再発見していただきます。
生活の身近にある襖の中には、反故になった文書等が貼りこまれています。それらは当時の人々にとっては不要になった情報が記されていますが、文書が書かれた時代の地域や人びとの生活のありようを示す、他にはない資料が多く含まれています。本ワークショップは身近な資料が生活に寄りそっていることを知っていただくことを目的としています。
以下、寒川文書館のサイト(http://www.lib-arc.samukawa.kanagawa.jp/opac/bunsyo/contents/oshirase/oshirase.html#180828_02)からの転載です。
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資料保存ワークショップ「襖にとじこめられた一之宮の歴史」
不要になった襖の中に貼られた古文書を取り出し、地域のことを調べる手法を学ぶ2日間の講座です。
日時 : (1) 10月14日(日曜日)午後1時から5時
(2) 12月9日(日曜日)午後1時から3時
場所 : (1) シンコースポーツ寒川アリーナ(寒川総合体育館)・多目的室
(2) 寒川総合図書館・会議室
内容 : (1)不要になった襖の中に貼られた古文書を取り出す作業を体験していただきます。
(2)襖から出てきた資料から何がわかるかなど、地域のことを調べる手法を学びます。
講師 : 平田茉莉子さん(神奈川地域資料保全ネットワーク)ほか
定員 : 20名(先着順) 全日程参加できる人
材料費 : 600円(初日に集めます)
持ち物 : マスク・エプロン
申し込み : 9月11日(火曜日)より寒川文書館へ電話かファクス
主催 : 神奈川地域資料保全ネットワーク、寒川文書館
問い合わせ先 : 寒川文書館(電話 0467-75-3691、ファクス 0467-75-3758)
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ご参加をお待ちしております。