神奈川地域資料保全ネットワーク

神奈川地域資料保全ネットワーク(神奈川資料ネット)のブログです。ご案内等を掲載していきます。

第1回 広域連携かながわ図上訓練の2日目(2月11日)のプログラムが公開されました。

2020年12月18日付の記事でご案内しましたように、

2020年12月18日付の記事でご案内しましたように、第1回 広域連携かながわ図上訓練の2日目(2月11日)のプログラムがウェブサイトにアップされました。

午後の分科会「資料保全は、神奈川資料ネットとして事務局長の宇野がお話させていただきます。

 

2019年の台風15号・19号による県内での水損資料保全活動をきっかけに、生活復興をささえる多様な担い手の方と共に活動させていただきました。

そのことにより、2019年11月より神奈川資料ネットの運営委員2名が図上訓練の実行委員会に参加し、内容を検討していく中で資料保全を分科会のテーマにしていただけました。

県内外、また、さまざまなお立場から、図上訓練に参加していただけましたら幸いです。どうかよろしくお願い申し上げます。

お申し込みは随時お受けいたしますが、確実にZoomのURLをご連絡する関係上、2/8(月)20時までを目安としてお申し込みいただけますようお願い申し上げます。

 

*申込ページは下記URLにございます。

http://www.wac-k.org/entry/

 

以下、広域連携かながわ図上訓練のウェブサイト

http://www.wac-k.org/2021/02/03/210211program/

よりの引用です。


10:00 開会・実行委員会から(経過説明・1日目の振り返り)

10:25 少人数対話(今日のプログラムへの期待等) 

10:40 講演(ビデオ)  相模原市長 本村賢太郎

11:00 休憩

11:15 県内災害対応事例【令和元年台風19号被災経験から】

    ① 相模原(土砂災害)     外山氏(ビデオ)

    ② 川崎(内水氾濫)      坂井氏

    ③ 金沢区(高潮・津波)    伊東氏

11:45 少人数対話(事例報告をうけて)

12:00 分科会について(概要説明・参加分科会の選択)

12:25 昼食・休憩

13:30 分科会

    ①避難所       神奈川県社会福祉士会 災害対策委員会  上田史夫 氏

          ②資料保全           神奈川地域資料保全ネットワーク  宇野淳子

          ③市民活動~くらし防災~           災害復興くらし応援・みんなのネットワークかながわ(みんかな)  手塚明美

15:10 休憩

15:25 分科会内容共有と少人数対話

15:45 全体振り返りとクロージング

16:30 Day2 全体会終了  (このあと交流会)

第1回 広域連携かながわ図上訓練で「資料保全」の分科会を行います(1/7・2/11 オンラインにて)

 第1回 広域連携かながわ図上訓練が1月7日(木)と2月11日(木・祝)にオンライン(Zoom)にて開催されます。
神奈川資料ネットの運営委員も実行委員会に参加しています。

県内外の方のご参加をお待ちしております。

 

2日目午後の分科会のテーマの1つとして「資料保全」を行います。
神奈川資料ネットの運営委員がお話させていただく予定です。

2019年に発生した2つの台風の後、神奈川資料ネットは災害ボランティアの情報共有会議などに参加しています。
その中で、広域連携かながわ図上訓練実行委員会へ参加することにしました。

災害ボランティアの中には、被災されたお宅の復旧のお手伝いをされる中で、被災した写真の洗浄会を開催することを行っている団体もあります。
そのような方々と共に活動することで、災害ボランティアの災害対応の一要素として資料保全を位置付けていただくことを目標に、今後も参加していきます。

 


以下は、広域連携かながわ図上訓練実行委員会ウェブサイト
https://www.wac-k.org/2020/12/22/%e5%90%84%e6%97%a5%e3%83%97%e3%83%ad%e3%82%b0%e3%83%a9%e3%83%a0%e6%a6%82%e8%a6%81%e5%ba%83%e5%9f%9f%e9%80%a3%e6%90%ba%e3%81%8b%e3%81%aa%e3%81%8c%e3%82%8f%e5%9b%b3%e4%b8%8a%e8%a8%93%e7%b7%b4/
などからの引用です。
ご高覧いただけましたら幸いです。

 

*チラシデータは以下からご覧いただけます。
http://www.wac-k.org/wp/wp-content/uploads/2020/12/c217589447248a1a4d7947fbcc50a365.pdf

 

*ZoomのURLをご案内するために、各開催日の2日前の17時までを目安にお申し込みいただけましたら幸いです。
お申し込みは、申込ページ(https://www.wac-k.org/entry/
または、チラシ記載のメールアドレス宛にお願いいたします。


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【プログラム】

 

<1日目>

~2021年1月7日(木)10:00~16:30(Zoomは9:30より開設)~

 

[午前]

・基調講演1『神奈川県で予想される災害とそれに対応するには』

 規矩 大義 氏(関東学院大学学長)

・基調講演2『被災地支援活動で求められる連携とは?』

 明城 徹也 氏(NPO法人全国災害ボランティア支援団体ネットワーク事務局長)

 

[午後]

・ワークショップ

基調講演の後は、神奈川県の災害想定をふまえて、地震を想定した場合の被害想定と災害支援のあり方、自分の取り組めることなどについて考える

 

●その他、平時から顔の見える関係をつくる交流会 など

 

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<2日目>

~ 2021年2月11日(木・祝)10:00~16:30(Zoomは9:30より開設)~

 

[午前]

令和元年に発生した台風で被災された県民の方のお話を聞き、ご自身のお住い、または勤務されている地域で発生した時に思いを馳せ、参加者の皆さんで意見交換をしていただきます。

 

[午後]

分科会

被災された方の生活復興に寄り添える内容の分科会(「避難所」「資料保全」「市民活動」)のどれかにご参加いただきます。
被災された方とのかかわり方やかかわる時期はそれぞれ異なりますが、そうした活動内容を知り自分とのかかわりから自分ができうることについて話し合っていただきます。 
これらを通して多様な個人・団体とつながるためのアクションを考えます。

(分科会1) 避難所

避難所生活は住民の”生活の質”に多大な影響を与えます。避難所運営関係者等にとって大切にしたい部分を一緒に探してみませんか。

(分科会2) 資料保全

水に濡れた記録を捨てないでください。あなたの/誰かの権利や尊厳を守ることにつながります。そのような活動にふれてみませんか?

(分科会3) 市民活動~くらし防災~

様々な専門性を持つNPO・市民活動団体、企業、行政、社協等がつながり、困り事を解決したり、普段の生活の中でも情報の共有で課題解決できるような仕組みを作るにはどうしたらいいか、考えませんか?

 

●その他、平時から顔の見える関係をつくる交流会 など

 

【主催】 広域連携かながわ図上訓練実行委員会

【共催】 関東学院大学
【後援】 神奈川新聞社/神奈川県社会福祉協議会
【協力】 神奈川県共同募金会/神奈川県立かながわ県民活動サポートセンター
     この事業は、NHK歳末たすけあい配分金により実施、協力をいただいております。
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新型コロナウィルス感染症の影響で落ち着かないままの年越しとなりますが、
皆様どうかよいお年をお迎えください。

災害時に水損した紙資料の応急処置ワークショップを開催します(12/12-26 横浜にて)

神奈川資料ネットは、神奈川県立かながわ県民活動サポートセンターが設置している「かながわコミュニティカレッジ」にて、
災害時に水損した紙資料の応急処置ワークショップ」を、講座実施団体として行います。
神奈川県の『県のたより』11月号への掲載に合わせて、みなさまにご案内することにいたしました。


これは、令和2年度のかながわコミュニティカレッジの講座企画提案に応募した内容を選定いただき、県主催講座として実施するものです。
講座実施団体は神奈川地域資料保全ネットワークで、一般社団法人ソーシャルコーディネートかながわのご協力を得て実施します。


被災した資料をお持ちでその取扱いに悩んでいる方、今後の災害に備えて取扱い方法を知り、
災害ボランティアとして役立ちたいと考えている方など、ぜひご参加ください!


講座受講には、お申し込みが必要です。かながわコミュニティカレッジ事務局までお願いいたします。
いただいた受講料はワークショップ開催のための消耗品の購入などに充てさせていただきます。

 

以下、チラシデータからの引用です。
*チラシは下記URLからご覧になれます。
http://www.pref.kanagawa.jp/documents/66180/kamisiryou.pdf


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【講座概要】
日  程 : 12 月 12 日(土)~12 月 26 日(土) 全 3 回
時  間 : 13:30~16:30  ※開場時間 13:00~
会  場 : かながわコミュニティカレッジ講義室
     (横浜市神奈川区鶴屋町 2-24-2 かながわ県民センター11 階)
受 講 料 : 4,500 円 
定  員 : 30 名 ※応募者多数の場合は抽選、定員に達しない場合は引き続き先着順で受け付け
受講対象 : 神奈川県に在住・在勤・在学の方
       県内でボランティアや NPO 等として活動又は活動を予定している方及び団体
申込締切 : 2020年11 月 25 日(水)
申込み方法 :  かながわコミュニティカレッジ事務局へ電話かFAX、また、ホームページの申込メールフォーム(e-kanagawa 電子申請システム)でお申込みください。
 ※お申込みの際は、お名前・住所・電話番号をご連絡ください。団体申込みもできます。
 ※受講決定・受講料の納付方法について
 募集期間終了後、定員を超えた講座は抽選を行い、受講申込みされた方全員に受講の可否を郵送でお知らせします。
 受講が決まった方に納付書をお送りしますので、受講料を最寄りの金融機関で納付してください。(ゆうちょ銀行やコンビニエンスストアでの納付はできません。)

 

【講座カリキュラム】
12/12(土) 13:30~16:30
オリエンテーション
・地域資料の説明や資料の特質、保全の意義
  神奈川資料ネット 代表 多和田 雅保
・水損資料の保全・復元活動と関連機関との連携の重要性
  神奈川資料ネット 事務局長 宇野 淳子


12/19(土) 13:30~ 16:30
・ワークショップⅠ(水損した資料のキッチンペーパーや段ボールなどを用いた乾燥方法を学ぶ)
  常総市 行政文書保全指導員 林 貴史

 

12/26(土) 13:30~ 16:30
・ワークショップⅡ(ドライクリーニングなどの復元方法を学ぶ)
  常総市 行政文書保全指導員 林 貴史
  神奈川資料ネット事務局長 宇野 淳子
・地域資料を生かしたコミュニティ活動の実践例について
  神奈川資料ネット 運営委員 三村 昌司
・振り返りとまとめ
  神奈川資料ネット 代表 多和田 雅保
※講座カリキュラムと講師は、都合により変更になる場合があります。

 

【講座実施団体】 神奈川地域資料保全ネットワーク
【協 力】 一般社団法人ソーシャルコーディネートかながわ
【申込み・問合せ】 かながわコミュニティカレッジ事務局
 ※(日)(月)(祝)を除く 9 時~17 時 45 分開設
 TEL:045-620-0743 FAX:045-620-0745

 

新型コロナウイルス感染症感染拡大防止への取組みについて(ご協力のお願い)】
かながわコミュニティカレッジでは、「かながわ県民活動サポートセンターにおける新型コロナウイルス感染拡大防止ガイドライン」に基づ
き、対策に取り組んでいます。受講のお申込みにあたっては、以下の点についてご理解とご協力をお願いいたします。


(マスクの着用)
・ 講座の受講にあたっては、マスクの着用をお願いします。(講師及びスタッフもマスク等を着用いたします。)
また、咳エチケットへのご協力をお願いします。


(手洗い及びアルコール消毒)
・ 会場への入場時や休憩時等には、こまめに手洗いをしましょう。
・ 会場入口にアルコール消毒液を設置しておりますので、入退出時の手指消毒をお願いします。


(健康管理について)
・ 発熱又は風邪の症状が見られる場合には、受講を見合わせください。
・ 当日は必ず検温の上、お越しください。発熱のある方(37.5 度を目安)は、会場への入場をお断りさせていただきます。


(3つの密を避ける)
・ 机・椅子の配置は、間隔を空けています。講義中及び休憩中に定期的に窓を開け、換気をします。
・ 県民センター内のエレベータは密を避けるため、1基6人までとなっております。混雑を避けるため、事前にカリキュラム面記載の
開場時間をご確認の上、時間に余裕をもってお越しください。
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川崎市市民ミュージアムの被災収蔵品レスキュー活動への参加について(ご報告)

神奈川地域資料保全ネットワークは令和2年10月に川崎市と協定書を取り交わし、
川崎市市民ミュージアムの支援団体の1つとして修復作業等に入れていただくことになりましたのでご報告いたします。

 


災害発生後、神奈川資料ネットの初動は民間所在資料の保全のために動くという方針は今後も大切にし、
館蔵資料をまもる神奈川県博物館協会と指定文化財をまもる神奈川県教育委員会文化遺産課に随時報告しながら
モレ・ヌケのない神奈川の保全活動につながるように尽力していくべきであると思っております。

 

ただ、川崎市市民ミュージアムの被害は大きく、
県内の被災資料の復元のお手伝いをするという私共の設立の目的を考えても、
民間所在であるかに拘わらず、何ができるかを考えていくべきであると考えておりました。
ただ、私共はボランティア団体ですので、川崎市が災害ボランティア全般をどのように扱うかにを定めた方針に従うべきであると考え、
その旨を、令和元年東日本台風からほどなくして、水損資料の応急処置についての照会を、
川崎市市民ミュージアムの方からお電話にていただいていた際にお伝えしておりました。

 


今年2月、神戸市でありました全国史料ネット研究交流集会の折に、
国立文化財機構の岡田様・浜田様とお話しする機会があり、
川崎市市民ミュージアムの修復作業は文化財レスキュー事業であること、
文化財レスキュー事業は被災した県の資料保全にかかわる様々な団体が入っており、
これまでの文化財レスキューでは各地の資料(史料)ネットがかかわっている経緯もあるので、
オール神奈川で活動したほうがよいという趣旨のお言葉をいただき、
川崎市市民ミュージアム川崎市市民文化振興室などとの調整をしてくださいました。
このお言葉には、県内の様々な団体と私共が知り合っておいたほうが良いとの、ご配慮もありました。

 

なお、この調整にあたっては、神奈川県博物館協会にもお力添えいただいております。

 

協定書の文案を検討している最中に新型コロナウィルス感染症がさらに拡大したことなどにより、
協定書についての協議が一時休止となりましたが、このたび締結となりました。
なお、協定書締結までの間も、川崎市市民ミュージアムのご配慮により、研修等への参加をさせていただいておりました。

 

この間、様々なご配慮をいただきました皆さまには改めて御礼申し上げます。

 

協定の締結につきましては、川崎市あるいは川崎市市民ミュージアムのほうで報道発表などにより
広報されました後、神奈川資料ネットもご報告しようと考えておりました。
このたび、川崎市川崎市市民ミュージアムからの情報提供(報道発表)の中で私共のことも書いていただきましたので、
報告させていただきます。
歴史資料の応急処置からの参加になります。

 


総勢10名のボランティア団体なのでできることは微力ですが、
少しでも多くの資料が再び展示されるように願いながら作業してまいります。

広報協力:梅雨前線による大雨に伴う、九州での被災資料の保全活動について

7月に入り、梅雨前線により大雨が降り、九州など広範囲にわたり雨が降り続いています。また、降雨の影響により河川の氾濫などの水害も起きています。
被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。

各地の資料(史料)ネットの方々は、被災状況の把握や新型コロナウィルス感染症の拡大防止を意識されながら、
それぞれの活動をされています。


7月8日付熊本日日新聞
「被災した歴史史料『破棄しないで』 歴史学者ら呼び掛け 熊本県南豪雨」
という記事が掲載されています。
https://kumanichi.com/news/1517381/

熊本被災史料救済ネットワークの稲葉継陽代表から神奈川資料ネットに
一つでも多くの文化財を救いたい…とのお思いから、広報協力のお願いを頂戴しました。
この記事を取り上げたtwitterの拡散を…とのことです。
https://mobile.twitter.com/KUMANICHIs/status/1280728419546861569
熊本史料ネットの連絡先も掲載されています。どうかよろしくお願い申し上げます。


*神奈川資料ネットでは、組織が小さいこと、新型コロナウィルス感染症の影響を考えると他県への移動は最小限にすべきことなどを考え、
広報・後方支援をさせていただければと考えております。

なお、7月7日に熊本・宮崎・鹿児島の資料(史料)ネットワークの方に、神奈川資料ネット運営委員より
お見舞いと広報・後方支援の申し出を電子メールにて差し上げました。
大雨による被害の続く中、いずれのネットワークの方からも丁重なお返事を頂戴しました。
ありがとうございました。

 

この間(7月3日から7月8日まで)、神奈川県内でも箱根で474ミリの雨量があり、避難所が設置されていた時期もありました
(神奈川県ウェブサイト「令和2年7月8日 大雨による県内被害情報  (第2報)   15時30分発表 」より。7月8日22時33分確認)
上記情報によると被害は出ていないようですが、情報収集を続けます。

2019年9月以降の活動について(11月12日現在)

2019年9月以降、豪雨や台風などにより神奈川県内でも多くの被害が発生しました。
県内では行方不明の方の捜索が継続されている地区もあります(11月8日現在。第11回 神奈川県災害対策本部会議の資料による )。
被災された皆様に改めてお見舞い申し上げます。


神奈川資料ネットでは、9月3日夜に発生した横浜市南部を中心とした集中豪雨や台風15号台風19号に際し、
下記のとおり、地域資料の保全に向けた活動を行ないました。
伺った先等のご意向等を尊重し、これまで情報発信を控えておりましたが、
台風19号からの復旧には長い時間を要することから、台風19号から一か月になるのを目途に、
これまでの活動概要を報告することといたしました。


―――
〔現地確認調査〕
 9月 4日 横浜駅周辺(9月3日発生の集中豪雨)
 9月 6日  横浜市港南区(9月3日発生の集中豪雨)
 9月10日  横浜市磯子区および南区(9月3日発生の集中豪雨)
10月13日 横浜市港南区台風19号
上記では、被災した地域資料は確認できませんでした。


〔水損資料の初期乾燥作業〕
 9月20日  横浜市金沢区工業団地 A社(台風15号
 9月26日  横浜市金沢区工業団地 A社(台風15号
10月 8日  横浜市金沢区工業団地 A社(台風15号
10月28日  横浜市金沢区工業団地 A社(台風15号
上記では、被災した現用の企業資料の初期乾燥とドライクリーニングを行ないました。


〔水損資料の初期乾燥の方法の照会対応〕
10月 8日  横浜市金沢区工業団地 B社(台風15号
10月21日  川崎市中原区 C事業所(台風19号
上記では、被災した企業等で対応するとのことで、現地で初期乾燥の方法をレクチャーしました。
この他、電話による照会への対応 1件(川崎市中原区、公共施設、台風19号)を行ないました。


〔災害ボランティア等との調整〕
 9月19日(台風15号
10月10日(台風15号
10月15日(台風19号
11月 7日(台風19号
上記では、さまざまな災害ボランティアに開かれた情報共有会議に参加し、被災資料保全の依頼、活動周知等を行なっています。


〔その他〕
・災害ボランティア等との調整(被災資料の連絡をいただいた資料についての経過報告等) 随時
・活動に赴く地域にある、資料保存機関や災害ボランティアセンターへの連絡 随時
・神奈川県文化遺産防災連絡会議に参加する機関への活動状況の報告 随時
 (神奈川県文化遺産防災連絡会議…国立文化財機構文化財防災ネットワーク推進事業 「地域の文化財防災体制の確立に向けた協議会」の県内会合として発足、今年度より本名称へ )
・県内の被災自治体立の資料保存機関および資料保存機関職員等へ被災のお見舞いと資料被災についての照会 随時
・他県の資料保全ネットワーク、関係個人等からいただいたご連絡への回答やご連絡 随時


〔報道〕
・ 9月22日 神奈川新聞(「広がる支援の動き 台風被害の金沢区工業団地」の一部として)
・ 9月27日 朝日新聞横浜版「水没した資料 復元も」(「台風15号で被災 金沢区の産業団地」の一部として)

 


9~10月の主な活動は以上になります。

 


地域資料の保全に向けた活動を行なうに際しては、現地入りした災害ボランティアの方に、
資料の被災情報をお寄せいただきました。ありがとうございます。


また、この間、神奈川資料ネットや運営委員宛に、
歴史資料ネットワークや宮城資料ネット、地域資料保全有志の会、千葉資料救済ネットなどの資料保全ネットワーク、
国立文化財機構文化財防災ネットワーク推進室、人間文化研究機構国立歴史民俗博物館などの組織、
また、資料保存等を専門とする個人の方などから、お見舞いやご支援のお申し出をいただきました。
心より御礼申し上げます。
株式会社資料保存器材からは、モルデナイベをご提供いただきました。併せて御礼申し上げます。
―――


台風19号により被災した地域の中には、泥出しなどを災害ボランティアの方が継続している地区もあります。 
被災資料の情報などありましたら、神奈川資料ネット事務局
kanagawa_shiryounet★yahoo.co.jp
(スパム防止のため@を★としています)までお知らせ下さい。
今後も、伺った先のご意向を優先し、地域資料の保全に向けた活動を行なってまいりたいと思います。

台風19号について(お願い)

みなさま

神奈川資料ネットです。

 

台風19号により、被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。

 

神奈川県でも多くの場所で土砂崩れ、浸水などの被害が出ていることが報道されています。
川崎市相模原市箱根町などでは甚大な被害が発生しています。
他の市町村も含め、現在被害状況の確認を進めていますが、
全貌把握には時間がかかるものと思われます。

 

神奈川資料ネットは被災資料の有無について、情報を収集しております。
たとえば下記の記事で示したようなものが貴重な地域資料となります。 kanagawa-shiryounet.hatenablog.com

 

お気づきの点やご意見・ご要望などがありましたら、神奈川資料ネット事務局kanagawa_shiryounet★yahoo.co.jp(スパム防止のため@を★としています)

までお知らせ下さい。

 

天気予報によれば、今後数日、神奈川県内では雨が降る予報が出されており、
地盤が緩んでいるため、さらなる被害が出る可能性があるとのことです。
みなさまにおかれましても、引き続きお気を付け下さい。


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神奈川地域資料保全ネットワーク

事務局 : 横浜国立大学 教育学部 多和田 雅保 研究室
所在地 : 〒240-8501 神奈川県横浜市保土ヶ谷区常盤台79-2
電  話 : 045-339-3434
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